譲れば廻りまわって幸運が来るという話

譲れば廻りまわって幸運が来るという話

譲れば廻りまわって幸運が来るという話

私は水曜日の午後、ハワイのサラトガ通りの郵便局に行きました。

 

まずはロングスドラッグスという薬局兼何でも屋で、A4用紙が入る封筒を買いました。3枚入りで3ドルしなかったので安いかなと思い買いました。オレンジ色の封筒で、封をする為に内側に糊やシールが付いてないタイプでしたが、気が付かずに買いました。気が付いていればそこでセロハンテープを買っていました。なぜならハワイの郵便局は糊やテープは貸してくれず、購入しなくてはならないからです。
そして郵便局に着いて、オレンジ色の封筒の中身を一枚取り出しました。「あ、これ、封ができないやつだ」と失敗したと思いました。家にテープを取りに行ったり、安いテープを買いに行くのは面倒くさいのでまた明日来ようと諦めました。とりあえず、中に書類だけ入れて宛名を書き、郵送できる準備だけしておきました。

 

あともう一つ、日本への友人宛に、おもちゃの入ってる箱を郵送する用事があったので、インターナショナル郵便の窓口に行きました。
私の前に3〜4人並んでいました。私の前は韓国人っぽい60代の女の人で、その前は白人の男の人でした。1人1人のかかる時間が長く、私たちは結構待たされていました。
すると、「国内郵便の方!」と窓口の人が呼びました。すぐ前にいた60代の韓国人っぽい女の人がさっと国内郵便の窓口へ移動し、5分くらい経ちました。すると、用事を済ませたその女性は、また私の隣に並んで、インターナショナルの列に割り込んできました。「私はもともとこの男の人の後ろに並んでたんだから私が先よ。仕事で忙しいの。」と怒った口調で言ってきました。私はすぐに「どうぞ」と譲りました。でも内心は、「図々しいなあ」と思っていました。
さらに、またこんな事を言ってきました。「あなた中国人?」と言われ、私は「いいえ」と言いました。「日本に送るの?」と言われ私は「そうです」と答えました。
女性はこう続けました。「あなた、こんな包装のままで日本に送る気?箱に入れなきゃ受け付けてもらえないわよ、知らないの?あそこにある段ボールを買うのよ、みんな買ってるでしょ、さあ、選んできなさいよ。」といじわるく言われました。私の郵便はちゃんと段ボールの箱に入っていました。女性がそう言ったのは、私に窓口に並んでいて欲しくなかったせいでしょう。でも私は渋々段ボールを選びに行きましたがどれもサイズが大きすぎたり小さすぎたりして合いませんでした。そうしている内に女性は窓口で用事を済ませていました。私は段ボールを諦めてこのまま配達してもらえるか窓口で聞いてみようと決心したその時でした。黒人の男の人が「君、段ボールをとめるテープを持
っているのかい?」と声を掛けてきてくれて、「僕はもうこれを使わないから」と私にそれをくれたのでした。何だか親切な人のおかげで、気持ちが明るくなりました。そして私はまた先ほどのインターナショナル郵便窓口に行き、「このままで郵送できますか?」と自信なく尋ねました。係の人は普通に受け取ってくれ、料金を計算していました。内心、私は「あれ?」と思いました。あの女性は意地悪だったのだなと思いました。段ボールの箱に二重にわざわざ入れなくても大丈夫だったのです。そして用事は済みました。

 

「他に何かありますか?」と係の人に言われました。「あ、そうだ。オレンジ色の封筒を出したいけれど、テープがないからダメか。。あ、違う、テープをもらっていたんだ。」と思い出しました。
私はさっき貰ったテープで封をしてオレンジ色の封筒を手渡しました。貰ったテープのおかげで、スムーズに用事を済ませることが出来ました。譲っている時は嫌な気持ちがするかもしれないけれど後からラッキーでした。
私は思いました。譲れば廻りまわって幸運が来ると。


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